OBSERVE
読む前に、確認する順序
- 1
名前が「線」「場所」「形」のどれを指すか確認します。
- 2
起点と終点を確かめ、途中の接続や分岐をたどります。
- 3
別名がある場合は、同じ位置・形を示すか見比べます。
図は親指が左、小指が右になる向きです。ご自身の手に合わせ、「親指側・小指側」を目印にしてください。
UNDERSTAND
起点・終点・主線・支線
起点は記事の説明で線の始まりとする場所、終点はたどった先の終わりです。図の左端が必ず起点とは限らないので、親指側・小指側などの方向も合わせて読みます。主線は説明の中心となる線、支線はそこから枝のように分かれる線を指します。
支線は、別の線が近づいているだけの形と区別します。接続が確認できるかが目印です。補助線という分類は主要線以外の線をまとめるときに使われ、すべてが主要線から分かれた支線というわけではありません。
丘・平原・環の違い
丘は親指の付け根や各指の下などに区切った領域の呼び名です。例えば金星丘は親指の付け根、月丘は小指側の手首寄りを指します。火星平原は手のひら中央の領域で、これらは線そのものの名前ではありません。
環は指の付け根付近を弧のように囲む線の呼称です。人差し指下のソロモンの環などがあり、指の付け根のしわ全部をそのまま特別な環として数えないよう、位置と弧の形を確認します。
島・鎖・十字・星・枝分かれ
島は線が二手に分かれて再び合わさる閉じた輪、鎖状は小さな輪が連なって見える形です。十字は二本の線が交わる形で、星は一か所へ複数の線が集まる形として紹介されます。輪の閉じ方や交差点を見て、似た形と区別します。
枝分かれは元の線から分岐する形、三又は三方向に分かれる形です。魚のようなフィッシュも、尾と胴にあたる線の接続が目印になります。紋の定義や別名には流派差があるため、名前だけでなく各記事の図を確かめましょう。
LOOK A LITTLE CLOSER
混同しやすいポイントを整理しよう。
同じ形が、複数の分類に入ることがあります
二重生命線は生命線の特徴であり、二本の線の組み合わせでもあります。分類の重なりは、別々の独立した線が増えたという意味ではありません。
別名と似た形は、同じではありません
知能線と頭脳線は一般に同じ線の別名です。一方、スターと十字などは似た位置に見えても、線の集まり方の説明が違います。
IN YOUR EVERYDAY
名前を使わずに、形を説明する
気になる図を一つ選び、「一本から二つへ分かれ、また合わさる」のように説明してみましょう。そのあと名前を確かめると、用語と観察が結びつきます。
その名前の決め手になっている形は?気づきを、手帖に残す
QUESTIONS
よくある質問
手相の用語は全流派で共通?
主要線の呼び名には共通するものが多い一方、補助線や特殊紋の範囲・意味は異なります。別名と図の定義を合わせて確認してください。
手相の種類は全部でいくつ?
線・形の違い・組み合わせ・丘などをどこまで数えるかで変わり、単一の総数には定まりません。TESOの収録数は、掲載している記事の数です。
呼称・位置・一般的な読み方の参考:Cheiro『Palmistry for All』(1916年・占術史の資料)。本文と日常の問いはTESOによる編集です。占術上の説明を、医学的・科学的な根拠とは区別しています。図鑑の編集方針