OBSERVE
読む前に、確認する順序
- 1
書く、食べる、道具を使うなど、よく使う手を用途ごとに確認します。
- 2
読む解説が「利き手」を基準にしているかを確かめます。
- 3
迷う場合は両手を別々に記録し、無理に一方を主役にしません。
図は親指が左、小指が右になる向きです。ご自身の手に合わせ、「親指側・小指側」を目印にしてください。
UNDERSTAND
利き手を基準にする説明の読み替え
利き手を日々の行動や後天的な側面として読む説明では、左利きなら左手がその役割になります。反対の手に生まれ持った面を重ねることがありますが、それは読み方の約束であって、能力がどちらの手に保存されているという話ではありません。
「右手に現在が出る」という解説を読んだ場合は、筆者が利き手の話を省略しているのか、左右固定の流派なのかを確かめる必要があります。分からなければ、自分の判断で一部だけを逆転させず、形の観察に留めましょう。
両利き・持ち替え・用途ごとの差
手の使い方が一つに定まらないときは、「文字は右、はさみは左」のように具体的に書きます。以前と使う手が変わった場合も、その時期を添えると自分の記録として分かりやすくなります。特別な判定名を作る必要はありません。
手相の意味を読むために、利き手を矯正したり使い方を変えたりする必要はありません。今の手を楽な状態で眺め、気になる線を左右それぞれに探すだけで図鑑は楽しめます。
図の向きに迷ったら親指を見る
手相図は親指が左に描かれるものも右に描かれるものもあります。画面上の左右を暗記するより、生命線は親指側、結婚線は小指側、と位置関係で覚えるほうが実際の手に合わせやすくなります。
左右を比べる際には、同じ指の下、同じ線の終点を対応させます。写真を並べる向きが逆でも、運命線が向かうのは中指側、太陽線が向かうのは薬指側という目印は変わりません。
LOOK A LITTLE CLOSER
混同しやすいポイントを整理しよう。
左利き専用の別の線がある?
図鑑で扱う主要線の名前と位置関係は共通です。左右で形は違っても、左利きだけ別の主要線一覧を使うわけではありません。
利き手のほうが必ず濃い?
写真の濃さだけで利き手を決めません。光や手の角度の影響もあるので、実際にどの手を使うかを基準に記録します。
IN YOUR EVERYDAY
手の使い方を三つ書く
よくする動作を三つ選び、使っている手を書いてみましょう。判定のためではなく、両手を比べるときに思い出せる短いメモとして残します。
用途によって使う手は違っていた?気づきを、手帖に残す
QUESTIONS
よくある質問
途中で利き手が変わったら、手相も逆になる?
読み方の前提が変わることと、線の形が直ちに逆になることは別です。撮影日と使う手の状況を記録し、形は実際に見えるものを確認します。
両利きなら両手とも現在を表す?
そう統一された決まりはありません。流派の説明が明確でなければ、無理に現在・先天性を割り振らず、両手の形の違いを楽しめます。
呼称・位置・一般的な読み方の参考:Cheiro『Palmistry for All』(1916年・占術史の資料)。本文と日常の問いはTESOによる編集です。占術上の説明を、医学的・科学的な根拠とは区別しています。図鑑の編集方針